一瞬でイライラを無くす4つのストレス短時間消去法

皆さんこんにちは、ダイエット心理カウンセラー育成協会理事長のトクタケです。今回は一瞬でイライラを無くすストレス短時間消去法をお伝えします。

ストレスを一瞬で無くす4つの消去法とは？

ストレスを一瞬で無くす消去法は４つあります。

1つ目は別の記事でも説明していますが、いわゆるストレス発散という時に皆さんが思い浮かべるものです。

カラオケを歌うとか、スポーツをするとか、好きな音楽を聞くとかです。ストレス発散はお酒を飲みますとかいう人もいるかもしれませんが、副作用もあるかもしれません。

ダイエット心理カウンセラーを目指す方も非常に大事で、セッションの中で必ずしも、すごくいいセッションを最初からするのは難しく、最初はやはり信頼関係も乏しいので、お客さんも攻撃的になったりとか、逆ギレをしたりとかする可能性があります。逆ギレした時の対処法は別の記事でも説明していますので、そちらを参考にしてください。

そして、今回は、自分が今イラっとしたなという事を一瞬で解決することについて取り上げます。セッション中でも、すぐに気持ちをパッと切り替えて、次の話題へ移る時にはもう無く気持ちが切り替わっていた方がいいわけです。

それを短時間で感情をコントロールする方法が実は4つほどあります。もう少し細かく分類すると、8個くらいのやり方がありますが、ダイエットカウンセラーを目指す方は、とりあえずこの4つを覚えておとくと、とても便利なので、こちらを紹介します。

まず1つ目が行動発散法。

これは前回の記事でも説明しましたが、いわゆるストレス発散です。カラオケとか、お酒を飲むとか、映画を観るとか、音楽を聞くとか、スポーツをするとかです。

でも、これは会話中で実践することが難しいので、会話が終わったあと、すぐこれらを使って無くすことができます。残りの3つは、その場で割とできる事です。

まずは、宇宙視点法というのがあり、これは自分と相手が対峙して、特に人間関係のストレスで使ってもよく、何かとんでもない事を仕事でやってしまって落ち込んでいる時にもとても有効な方法です。自分の問題というのは、実は、自分の脳の中で、すごくイヤなことを大きなものとして捉えてしまっている場合があります。頭の中の全ての領域で「自分はやらかしてしまった」とか、すごくむかつくとか、イライラする考えてしまっています。

ストレスを消せない時は、頭の中がそれだけで占められてるイメージを持ってる場合がすごく多いです。

それを、視点を変えて、自分を客観的に見ることを始めます。

この人いやだなと思っている自分がいる場合、その自分と嫌な相手の両方を見るようなイメージを頭に持ちます。それを更に上の方から見てみます。

更にもう少し空中に上がって、自分と相手が小さい豆粒みたいな感じになり、すごい遠くに上がって、下を見るような感覚になります。

その次は、日本列島ぐらいを見てしまうくらいまで、上に上がります。日本列島の中に、自分とその人がいるくらい、高く視点をあげてしまいます。

そのあとさらに、宇宙まで行って、宇宙から地球を見るような感覚です。でも、見えるのは地球なので、相手と自分はもう見えません。地球のどこかにはいるんだろうなぐらいにしか分かりません。

そのあとさらに、太陽系とか銀河系とか、自分なりの宇宙を想像してください。

地球とか、水星、火星といったものを合わせて、いわゆる太陽系と呼ばれています。太陽系は銀河の一つと言われています。大きな太陽系すらも、もしかしたら、たくさんあるのかもしれないし、銀河の中の1個に過ぎません。

銀河も、何億個とか何兆個とかあると言われています。もう想像の域を超えています。地球ですら、何十億人も住んでいますから、それを包み込んでる太陽系、さらに包み込んでる銀河系・・・これらが何千億個もあると考えたら、遥か彼方のところになります。

そんなところから自分とその2人を眺めたら、どういう気持ちになりますか？すごく小さいイメージになると思います。

そのような見方にはなれないと思う人は、その見方になろうと思えばいいんだけです。実は心理学のポイントでもありますが、「なれない」と「なる」はほとんど同じような事で、「なれない」という人は、「なれない」と決めつけています。なので、「なれる」と勝手に決めつけてしまいます。そうすると、自然に実はなれます。

実は自分の軸を作る時のポイントでもありますが、自分の軸がぶれてしまうというのは、ぶれると決めているからです。だから、ぶれないと決めることです。毎回ぶれないと決めると、ぶれない人になります。

ここでさらっと書いても、本当かなと最初は思ってしまうかもしれませんが、まずは、宇宙視点法を使って、宇宙の視点から眺めてみてください。

そうすると、宇宙から見たら、日本人の中のたった１人、私がこうやって落ち込んでる状況は別に大した事ではなく、何十億年と歴史が流れて、何億個と銀河系がある中で、動物1匹が悩んで落ち込んでいることは、何ともないと思えることが宇宙視点法です。

これは実は、優秀な営業マンが自然にやってます。

営業マンはやはり無理やりなアポイントをとる場合もあったり、相手がいらないと言っても説明しなくてはならないこともあり、当然断られてしまいます。断られる方多いくらいです。

それをいちいち、「また断られた」と思うと、辛くなってしまうので、この宇宙視点法で、ぱっとすぐに「大した事じゃない」と思うようにしているとのことです。実はお笑い芸人の方もやっていると言っていました。

私は以前テレビを見ていて、ネタがすべった時に、「宇宙からぱっとみて、大した事ないと思うようにしています」と言っていました。

まさに宇宙視点法は、覚えてしまうと、すぐ一瞬でできます。

頭の想像のトレーニングも、繰り返すとどんどん素早く、短時間でできるようになり、宇宙まで一瞬で、自分の視点をもって行って眺めることができます。

何度も何度もやると、1秒くらいでぱっとでき、すぐに消すことができるので、とても便利です。

次に、気球飛ばし法と言うものがあります。宇宙視点法は自分の視点を上にあげましたが、気球飛ばし法は、自分のイライラ、悩みとか、落ち込んでる気持ちを上に飛ばすというやり方です。

気球に自分のイヤな気持ちとか、イライラ、悲しみ、怒りなどを全部、気球のカゴに渡していくイメージです。

気持ちをカゴにどんどんつめて、自分のイライラしている気持ちが空っぽになるまでカゴにいれます。

気球がまだロープで地面に固定されているので、ロープをハサミで切ります。自分のイヤな気持ち、負の気持ちが詰まったカゴの気球が上がっていきます。どんどん上がっていって、自分も顔をあげないと上が見えません。どんどん上にいき、小さくなって、りんごくらいになり、豆粒くらいになって、最後には消えます。これを頭の中でやります。

まずは、一度気持ちを集めて乗せる作業をイメージして、ハサミで切って、上の方に飛ばして、どんどん高く、高くあげて、ついに消えてしまったという時に、自分の気持ちも無くなったと思うようにします。

宇宙視点法がやりやすい方もいれば、気球飛ばし法がやりやすい方もいらっしゃいます。

そして、最後はあだ名法です。

これは人とか出来事に少し間抜けなアダ名をつけてしまうことです。

課長の〇〇さんから言われたと思うと、とても辛く感じることでも、課長の〇〇ドンに言われたとか、課長の〇〇べえから言われたなど・・・〇〇ちゃんとかでもいいし、業界用語っぽくしてもいいです。

例えば、日本人に多い「山本さん」という人がいたとしたら、「課長の山本さんから、こういう事を言われた」と思い返すと辛く感じても、「山本どんからこんな事言われた」「山本どんだから、まあ、ああいう事も言ってしまうのかな」「山本どんだからしょうがないか」みたいに捉えることができます。

あだ名をつけることで、少し面白おかしく、考えることができるようになります。山本べえでも、山本ちゃんでもいいです。

そうする事で、自分の対象となってる相手が、すごく深刻なものでは無くて、面白おかしく感じるようになります。

そうすると、その人を許せてしまう事も起こりえるので、結構有効です。

女子社員の中とかで、勝手にあだ名を付けて、「まあ、あの人だからしょうがないか」みたいに許せてしまうレベルにしている人もいます。本当に嫌いになってしまうと、ずっと嫌いになってしまうからこそ、許せるような感じのあだ名をつけてしまうのがポイントです。

というわけで、今回は4つのストレス短時間消去法をお伝えしました。参考になれば幸いです。

まとめ

短時間でストレスを消去するには、4つの方法がある。

１、行動発散法
２、宇宙視点法
３、気球飛ばし法
４、あだ名法

ぜひ、これらを使って短時間でストレス消去してみましょう！

今回の「一瞬でイライラを無くす4つのストレス短時間消去法」は動画でも解説しています。