食べなくても痩せない体質なんですと言われた時の対処法

食べなくても痩せない体質なんですと言われた時の対処法

皆さんこんにちは。ダイエット心理カウンセラー育成協会理事長のトクタケです。
今回は「私、食べなくても、痩せない体質です」と言われた時の対処法をお伝えします。

こういうお客様は、特に初回お試しカウンセリングの時に多いです。

「食べなくても痩せない」と思い込んでいる正体は?

「私何しても痩せないんですよ」「私太る体質なんです。私食べなくても全然痩せないんです」という方のほとんど99%が、実は食べてます。

食べているので、ダイエットカウンセリングが初めての方はまず安心してください。食べなくても痩せないという人間はほとんどいません。ほぼ思い込みがほとんどです。

しっかりとダイエットカウンセリングを契約されて、記録をしだすと、実は多いのがおすそ分けだったりします。

子どものお弁当の残りも実は高カロリーであることが多いです。唐揚げ2つ食べてしまったら、一気にカロリーをとってしまい、痩せない原因になってしまいます。こうやって食べているのは、食事ではないと思っているので、ほとんどの方が気にしていません。

しかし、しっかりと記録をとっていくと、実は「これも食べた、あれも食べた、この日のカロリー実はこんなに高かった」ということが明るみになります。

そうするとイヤでも、「私が太っている原因はこれか」という風に気づきます。この気づきがとても大事です。

「食べなくても、痩せない」と言われた時には、まず鵜呑みにしないということが大事です。そして対処の仕方は、手順に沿って話すと、すごく話しやすいです。

まずは、3ステップにわけて聞いてあげてください。

「食べなくても痩せない」と言われた時の3ステップ対処法

食べなくても痩せない体質なんですと言われた時の対処法「私、食べても、食べなくても、痩せない体質なんです」と言われた時は、まず1つ目のステップが鵜呑みにしないという事。先程お伝えした通り、そのような人はほとんどいません。

基本的に人間はカロリー不足であれば、脂肪も使われ、痩せていきます。どんな人でもそうです。だから、まずお客様が言ったことを、鵜呑みにしないでください。

その代わり、2つ目のステップで、今はそういう風に考えてしまっていると受け止めてください。

「そんなはずはないじゃないですか」などとは絶対に言わないでください。お客様と意見を対立させるということは、絶対に避けてください。

信頼関係が大切ですので、ラポールの構築と言いますが、一番大切な信頼関係が崩壊してしまうとカウンセリング自体が成り立たなくなるので、対立軸は絶対に避けてください。

対立避けるために、小さなコツとしては、別の記事でも説明しましたが、イスの座り方です。これも非常に大事ですので、ぜひ参考にしてください。

どんな時でも、まずは受け止めます。どんな事があっても、受け止める事が大事です。受け止めてあげるから、「この人にならしゃべろう」という気にお客様はなってくれます。

「そうなんですね、そういうことだったんですね」と言って、3つ目のステップとして、それは今までの話であったことをなんとなく諭します。

諭すと表現しているのは、「違いますよ、何言ってるんですか」という感じでは無いという事です。無意識の脳になんとなくいれるという事です。お客様が「あ、そうなのかな」と感じてもらいます。

「過去の話であると諭す」というやり方を具体的に説明します。

例えば、このような言い方です。「そうなんですね、痩せない体質なんですね、今はそう思ってらっしゃるんですね」とか、「あ、今まではそうだったんですね、今まではそうだったかもしれないですね」という感じで「今は」や「今まで」というのを必ず言ってください。

食べなくても痩せない体質なんですと言われた時の対処法

「過去はそうですよね、だけど未来は違うかもしれませんね」という事を暗に言っています。このように、暗に言うという事がすごく大事です。これを刷り込んでいきます。

「今はそうだけど、これから始めるから違ってくるかもしれませんね」という感じで言います。さりげなく、さらっとです。そして、一言言ったら、もう話題変えてしまって大丈夫です。

ここで、「実はそうじゃないんですよ」とアドバイスや教えるような形になってしまうと、こじれてくるので。逆に、さらっと言われた話の方が、頭に入ってくる事も多いです。

お客様の脳みそに自分が思ってる事を伝える事は本当はとても難しいです。なぜかというと、人間の脳は基本的に、新しい情報をシャットアウトしたくなる動物です。だから、新しい情報は本当は不要で、現状維持が一番心地いいです。

ホメオタシスと言って、自分の状態を守り、現状を変えたくないというのが、人間の本能なので、ダイエットするという事は、今までと違う風に痩せる行動をすることなので、本来は、とても抵抗があります。

これを、意識のブロックを感じさせないように話を持っていく事がポイントです。

ダイエットカウンセラーの人は、お客様が言っている事に対して、心の中でそんな事はありえないなどと、思ってもいいですが、あくまで相手を受け止め、さりげなく諭してあげてください。

今回は、「私食べなくても、痩せない体質なんです」と言われた時の対処法についてお伝えしました。参考になれば幸いです。

まとめ

「私、食べなくても、痩せない体質です」と言われた時は3つのステップで!

1、お客様の言う事を鵜呑みにしない
2、お客様の言う事を受け入れる
3、受け入れた上で、お客様が思っている事は過去の話であり、これから変化を起こせるとさりげなく諭す

ぜひ実践してみましょう!

今回の「食べなくても痩せない体質なんですと言われた時の対処法」は動画でも解説しています。