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ダイエットカウンセリングを世間話にしない簡単な方法
皆さん、こんにちは。ダイエット心理カウンセラー育成協会理事長のトクタケです。
今回は知らないと損!ダイエットカウンセリングを世間話にさせない簡単な方法ということをお伝えしていきます。
本物のカウンセリングにするために最初に伝える前提条件とは?
新人のダイエットカウンセラーさんがダイエットカウンセリングをすると、
「ダイエットに詳しい人にただ話を聞いてもらっている」
という状況になりがちです。
「カウンセリングをしている」という自覚をクライアントさんに持ってもらわないと、全然ダイエットカウンセリングが上手くいかず、「この人にお金を払う価値がない」と簡単に判断されてしまいます。
というのも、ダイエットはカウンセラー側も当然いろんなダイエット方法を知っているかと思いますが、クライアントさんも相当知っています。
クライアントさんの多くが、実はダイエットの知識は望んでいません。
なぜなら、ダイエットの知識は出尽くしているのでクライアントさんが自分で勉強して知っているからです。
クライアントさんの方が、本当にダイエットカウンセラーより詳しい方もいます。詳しいというのは、マニアックなところまで研究してるような方です。
例えば、玄米がいいと思っている方で、
「どのメーカーのもので玄米を炊くといいのですか?
今度、新製品も出るようですが、どう違いますか?」
などと、かなりマニアックな質問をしてきます。でもカウンセラーもそんなこと知りませんw。
こういう人に限って、美味しいお菓子をバリバリ食べていて、本末転倒な方が本当にいます。
「まずお菓子をやめましょう」と当然言いたいわけです。
玄米の話の前に、そのお菓子をまずやめましょうと思いますが、でもこんな笑い話になってしまうぐらいの人、本当に多くいます。知っているけれど、できないんですという方たくさんいます。
カウンセリングでは、話し方においては、世間話のように聞こえないように、本当にお金を払うカウンセリングであることを相手に理解してもらう必要があります。
理解してもらうためには、タイミングがとても大事です。いつカウンセリングが始まるのか、カウンセリングというものが何か、伝えなくてはならないです。
途中から、実はこれがカウンセリングでしたと言っても、駄目です。途中からだと、この人はただ詳しい人に過ぎず、先生ポジションとかカウンセラーポジションがとれません。
なので、一番始めに伝えておくことが一番です。
これから「ダイエットカウンセリングを始めます」ということを伝えておくことです。
ただ、一個コツがあります。単に伝えるだけでは実は駄目です。ありがたみが感じられませんので、準備が非常に大事です。
当協会でお勧めしてる本当に簡単な方法ということで、今回お伝えします。
まずはじめに、クライアントさんに、
「今回カウンセリングをするから、普段聞かれないようなことまで聞くかもしれません」
とか、
「普段考えないようなことまで考えてもらうかもしれませんが、しっかり答えてもらった方があなたのダイエットを成功させる確率が高まるから、しっかり答えてください」
ということを、念押ししておく必要があります。
これは重要です。ご相談前のお約束ということで、はじめに伝えます。
普段、深く考えることのないところまで質問するというのは、
「何故ですか、〜するとどうなるんですか、〜しないとどうなってしまいますか?」
「お菓子を食べたいと言っていますが、食べないとどうなってしまいますか?」
「どんな感情、思いでもいいので答えてくださいね。言いたくないとか、こんなこと言っていいのかな?と思うとセッションが上手く機能しませんので」と伝えます。
これを、一番最初に言わないと機能しません。
クライアントさんの中にダイエットカウンセリングにも関わらず、自分の感情などを全然話さない方もいらっしゃいます。
なので、この前提を言うことで、この場では、普通の会話ではないから、言うべきなんだ、言った方がいいんだと最初に認識してもらいます。これをやったことで飛躍的にカウンセリングが上手くいきました。
最初にやるのとやらないのとで全然違います。
日本は、カウンセリングとかコーチングに対する考えがまだあまり浸透していないので、相談にお金払うという感覚があまりありません。
それに、相談=禁止命令のようにアドバイスのようになってしまうと、それはもう知ってると思ってしまうので、このようなイメージがついてしまったのかもしれませんが、本当は相手が自分で言ったことに対して、自分で気づきが生まれるという状況を作り出すことなのです。
その点、やはり心理的なテクニックを使わないと、なかなか相手の本音が出てきません。根っこの部分を探っていきますので、それがカウンセリングのテクニックになっていきます。
当協会では練習して習得していきますが、先にお伝えした大前提を最初にいうことは本当に大事です。これを言うことがカウンセリングを失敗させないコツです。参考になれば幸いです。
まとめ
カウンセリングは知識提供をする場所ではない。
クライアントさんに普段考えないことを考えてもらい、話してもらうことで、問題の本質が見えてくる。
だからこそ、カウンセリングを始める前に、カウンセリングとは、自分の感情、考えを、積極的に話してもらうことを大前提として、最初に説明すること。
ぜひ、実践していきましょう!