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ダイエットカウンセラー志望にありがちな3大間違い
みなさんこんにちは、ダイエット心理カウンセリング協会理事長のトクタケです。
今回はダイエット心理カウンセラー志望者にありがちな3大間違いというテーマでお伝えしていきます。
私は、15年ほどダイエット業界に携わっており、心理が大事という事に気がつき、ダイエット心理カウンセラーとしてやっていこうと思った時には、巷にあるダイエット系の資格を一通り受講してみました。
もちろん勉強になったのですが、ある事に気がつきました。
ダイエットと心理を極めようとすると、心と体の研究になりますので、本格的に研究しようと思うと、お医者さんレベルにならなくてはいけないというところにまで、いきついてしまいます。知識だけを追い求めようとしているからです。
ただ、実際にそこまで求めなくても、当然ダイエットサービスをしている人もは沢山いらっしゃいますし、お客様はそこまでの知識を求めていないということも実態です。
お客様に痩せ習慣を身につけさせるというのは、自分が知識を求めたところと正比例するわけではないという事にも気がつきました。
自分はお客様を痩せさせて、心の脂肪も軽くして、その方が良い人間関係を作れるようになることをしたかったので、例えば大学とか大学院に行きなおして、そこから研究職として学び直すことは一切考えていませんでした。
ただ、資格の勉強を始めるように、知識を求めることをしてしまいがちになってしまいます。
今回の3大間違いというのは、次のようなことを表しています。

インストラクターによくある3つの間違いの1つ目が、「専門知識が無いとダメですよね?」と思っている方。例えば栄養学とか、サプリの事とか、カロリー生理学、解剖学、筋トレ方法そして、専門的なスキルなどなどです。
マッサージスキルや筋トレのトレーニングスキル、料理のスキル・・・何かこういうものが無いとできないと思っています。
あと専門的な設備が無いとできないと思っている場合もあります。筋トレに使う器具がおけるところ、筋トレマシーンやエステマシーン、店舗が無いとできないと思っていて、「何かがないとダメ」という呪縛にとられ、全然進めない方もいらっしゃいます。また、目的自体が専門知識やスキルを身に付ける事になってしまい、それが楽しくなって、お客様を痩せさせようというところから遠ざかってしまう方もいらっしゃいます。
もちろん学習が面白く感じること、人間というのは、学ぶ事に好奇心持っていますから、それを否定する必要もありませんし、生涯学習という言葉もあるくらいですから、学習自体は、とても楽しいことです。
だから、学ぶことをゴールにしても、当然よいのですが、ダイエットカウンセラーとしてお仕事したいなと思うなら、学ぶことだけに捕われすぎてしまうと実は全然前に進めません。やはり実践のダイエットカウンセリングをした方が何十倍も上達します。
ただ、知識がしっかりないと、ダイエットカウンセリングができないと思い込んでいる方が非常に多いので、今回の記事を書いています。
お客様は、知識とかスキルは、実は求めていません。
目の前のダイエットの先生に、「こんな事を知っていますか」と聞く人もいないですし、「ビタミンCはどういう効果がありますか?」などという質問も全くありません。「私は今の状況で、何をしたらいいんですか?」「どう痩せればいいんですか?」それしか興味がありません。
よって、知識経験ではなく、何を求めているか、最終的なゴールは何なのかということが大切です。別に知識が求められているわけではありません。何をお客様が求めているのかというと、痩せた後もリバウンドしないで、体型を維持したい・・・これにつきるということです。
痩せることがゴールになってしまう方も非常に多いのですが、痩せたあともリバウンドしない、維持することが重要です。
痩せたあともリバウンドしてしまったので、また次のサービスを受ける「ダイエット難民」になってしまわないように手助けします。
また、お客様は筋トレが大好きという方々ではありません。「筋トレをしたいから」ではなくて、「痩せたいから」サービスを受けている方が非常に多いです。
言い換えると、「リバウンドせず、痩せた体型を維持したい」ということは「痩せる習慣を身につけたい」という事です。お客様の究極的なニーズを言語化するとこういう事になります。
私が辿り着いたこと、これを実行するためにというのがこれだと、ようやく明確になりました。
1つ目が、特定のダイエット方法の束縛をしない、〜法とか〜式ダイエットとか、私が通販時代はそのような事ばかりやっていましたけれど、合う人もいれば、合わない人も多いです。
もちろん合う人もいます。ただ、万人に対してやるとしたら、押し付けになってしまいます。必ず漏れがありますし、漏れる人の方が多いということに気がつきました。
2つ目が、同じ伝え方。同じ方法をやるとしてもモチベーションの上げ方が、全く人によって、性格によって違うということがわかりました。
同じ伝え方をしてはいけなという事です。
3つ目が、余計な道具は必要無いということです。何かをする時に、道具や施設や設備、ジェルやサプリ、器具、それらのものが必要になってくると、そこで面倒臭さを感じてストップしてしまいます。
習慣化するためにはシンプルにやるという事が非常に大事です。
この3つをやる事で、お客様に「痩せる習慣」を身につけていただけます。
最後にもう一度、「専門知識を追求しないと、これが無いとダメだ」と思ってる方や、「専門スキルが私は無いから」とか、「専門設備が自分には無い。」と思っている方・・・断言します。不要です。
ダイエットカウンセリングにおいては、そもそも知識はお客様がほとんど持っていて、共通認識として既にあります。よって、知識提供をしても、実は何の意味もありません。
それから、スキルという意味では、カウンセリングのスキル自体はやはり練習する必要はあります。
ただ、カウンセリングスキルは実は日々の日常生活、普段の会話で磨くことができる非常に習得しやすいスキルです。
それから、専門設備は、全く必要が無く、ダイエットカウンセリングの場合は、それこそカフェや事務所の一角など、人と対面で話せるところなら、どこでもできます。
カフェでやっても、すぐ脇に全然知らないお客様が座ってる状態なので、あまり隣の人の声も気になりません。こういう場所でやると、初期投資も不要です。
ダイエットカウンセリングにおいては、こういう3つの間違いをしがちですので、ぜひ注意してください。以上になります。
まとめ
ダイエットカウンセリングをするにあたり、1.知識も、2.スキルも、3.設備も不要。
ゴールは、お客様が痩せて、その後もリバウンドがなく過ごせるような「痩せ習慣」を身につけること。
ぜひ、実践していきましょう!