誰も教えてくれなかったダイエット会話術

誰も教えてくれなかったダイエット会話術皆さんこんにちは。ダイエット心理カウンセラー育成協会理事長のトクタケです。
今回は誰も教えてくれなかったダイエット会話術をお伝えします。

会話だけのダイエットに行き着いた経緯

ダイエットカウンセリングの会話術というのは、私自身、ダイエットカウンセリングを1000セッション以上、実施していますが、やる前にはすでにダイエットをやっている様な先生の所に色々と聞きに行きました。
でも、満足する答えが全く得られませんでした。というのも、結構ツールを使う方法が多かったです。

例えば整体師さんですと、整体というものを通してダイエットをやったり、マイクロジムをやっている方は、もちろん筋トレで、耳つぼをやっている方は、耳にジュエリーを付けて、あれをきっかけに、もう一回来てもらうようなそのようなモチベーションの上げ方をしていたので、会話だけでダイエットをやっている方が、全くいませんでした。

なので、私は実は、試行錯誤でモニターさん100名位を相手にカウンセリングをやりました。最初の頃は、やはりうまくいかなったです。禁止命令のアドバイスばかりしていました。

「これやっちゃダメです」
「これやると良いですよ」と。

でも、それらはクライアントさんも全部分かっているんです。

「そんな事は知っています!だけどやれないから来ているんです!」みたいな状況です。

それである時、ちゃんとやってくれる様になる伝え方に気づきました。
このことを「会話術」と、すごくざっくり一般論的に言っていますが、もちろ色々な段階で、色々なやり方があります。

ただ、まず大前提として、押さえておくべき事というのがあります。それを例を挙げて、お伝えしていきたいと思います。

価値観にあった伝え方が重要な理由

例えば学生の勉強方法は、みんな違っていませんでしたか?という事です。

皆さん学生時代を思い出して頂くと、どんな人でしたかね?
例えば、ノートを蛍光ペンを使って、とても綺麗に作っている人、ノートが綺麗だねとか、もはやアート作品みたいすごい人とか。また、汚い字なのに高得点取る人とか、好きな先生の科目だけ、成績が良いとか、あとライバル決めている方、こういう人いませんでしたか?

また、頼んでもないのに、試験対策のプリント作ってくれる優しい人とか、宿題を絶対やってきて、みんなにノートを覗かれる人とか、テスト範囲ではないのに、縄文時代から学び直す律儀な人など色々だったと思います。

みなさん、このやり方を曲げないです。歴史のテストのために縄文時代から勉強している人に「試験範囲が違うから、もっと先からやりなよ」と言っても、「何か私ここからやらないと気がすまないの」みたいになります。

どうしてこういう事が起きているかという事を、ダイエットカウンセリングをする時にはすごく押さえている必要があります。

人は、それぞれ価値観が違っています。ダイエットカウンセリングをする時は、価値観を無視した取り組みというのは、うまくいきません。
自分が良いと思っているやり方、例えばライバルを作った方が良いですというダイエット方法をお伝えしている方も実際にいます。

本や何かの特集などで、「どういうダイエット方法がいいですか?」「ライバル設定すればいんですよ。簡単じゃないですか」のような感じで解説している時もあるんですけど、もちろんそれがうまく機能する人もいます。

ただ、ライバルなんていなくても出来る人もいれば、ライバルに勝ちたいなんて人生であまり思った事のない人は、全然上手くいきません。ライバルを設定しても、ライバル倒すのは気が引けるとなってしまうので、人それぞれの性格を見抜いて、それぞれに合ったやり方で実施していく必要があります。

価値観に合わないやり方でやってしまうと、実はリバウンドしてしまいます。リバウンドしてしまう3つの原因を前の記事でも書きましたが、2つ目の理由は、実は大きな理由です。つまり、価値観に合うやり方になっていないと、多くの人はリバウンドしてしまいます。なので、価値観にあった伝え方をしましょう。

ライバルがいた方がいい人は、絶対にライバル設定をした方がいいです。当協会でもおおよそ9つ位にタイプを分けて、伝え方をお伝えしています。つまり、同じ様な伝え方にならない方が良いという事です。その人のタイプをよく見抜いて、例えば、ご褒美設定型みたいな人だったら、ご褒美を必ず毎回のセッションで作った方がいいです。

これを達成したら、これを食べましょうとか、これを達成したら、あれをご褒美で買ってみましょうとか、あの場所に行ってみましょうとか、そんな風にライバルとか、ご褒美とか、誰かの為にとか・・・。またやり方が本当かどうかを調べたがる方もいるので、そういった方は資料を先に渡すとか。

その場合、ご褒美設定型みたいな人に渡しても、
「先生、そんな細かい字のプリントなんか、私いりません!」みたいな、貰っても嫌だとか、
「これ読まなきゃいけないんですか?」みたいになるので、そういう人に詳しい資料とか渡しても逆効果になってしまいます。

勉強の仕方がそれぞれ皆さん違う様に、タイプによって全く違うお伝え方をする必要があるという事、これを必ず押さえてダイエットカウンセリングをして下さい。

今回は、タイプ別について、価値観に合うやり方になっていないとリバウンドしてしまいますよという内容でした。参考になれば幸いです。

まとめ

人には、それぞれ様々なやり方がある。
ダイエットカウンセラーは相手の価値観にあった伝え方をしていくことが大切。
相手の価値観を尊重し、価値観にあったダイエット方法で、リバウンドを避ける!

ぜひ、実践してみてください。

今回の「誰も教えてくれなかったダイエット会話術」は動画でも解説しています。