ダイエット心理学初心者の為のコーチングの解説

ダイエット心理学初心者の為のコーチングの解説

皆さんこんにちは!ダイエットカウンセラー育成協会理事長のトクタケです。
今回はダイエット心理学初心者の為のコーチングの解説ということで説明をしていきます。

効果的な質問で相手の本音を引き出す!

カウンセリングする時に、特に目標達成をするタイプの方、ライバルを設定したりとか、ご褒美があると燃えやすいとか、あんまり気分が落ちてない方、平常な方で『先生どうすれば痩せるんですか?』っていう前向きな方がいます。そういう方はいわゆるコーチング的なアプローチの方が有効になります。コーチとは、ダイエットコーチであり、ダイエットカウンセラーであり、うちの協会だとダイエット心理士プロという名前で呼んでいます。

まず、コーチにあたる、ダイエット心理士にあたる方が話を聞きます。
話を聞くっていうのは、「ふんふん」と相手が言っている事をただ単に共感したり、「そうですね」っていうことだけではありません。⇦ここが一番のポイントです。
「質問をしてあげる」っていうことだけでも、当然、自分自身で気づきっていうのは出てくるんです。
人間というのは質問される事で初めて考えるんです。そのための効果的な質問をしてあげるっていうのが大事になります。

話をしていると、クライアントさんというのは「こういうこともしたいんです」と言ってきます。
「どうしてダイエットしたいんですか?」と聞くと、「ダイエットしたあと、こういうことしたいです」と。
女性だったら多いのが、「水着着たいです」とか、「何号の水着着たい」とか、「何号の服着たい」とかそういう方は結構多いです。
そういう行動を話すことでさらに具体的になっていきます。では、「例えば誰と行きたいんですか?」とか、「どこの海なんですかって」と。もう少し詳しく聞く事で、「そういえば、そういう事考えてなかったな」と、その人が勝手に頭の中で思うんです。

そうすると実は「仲のいい◯◯ちゃんと行きたいなー」とか、「そういえばお金をずっと貯めてたから、本当にダイエット成功したら、行きたかった◯◯島のすごい良いビーチで泳ぎたいな」と、今まで思ってもなかったことが出てきます。それまでは、ただなんとなく自分の勝手な外国風のビーチをただ想像していたけれど、「どこの島なんですか?」とか「誰と行きたいんですか?」とか、聞かれた瞬間に夢とか目標というのがリアリティを持ちだしたり、詳細になっていきます。その人にとって、目標とか夢っていうのは、リアリティがあったり、詳細になればなるほど、それを達成しよう!と考える事ができるんです。だからそういう効果のある質問をすることで引き出していきます。

聞く姿勢を工夫して話を引き出す!

コーチの人も、それを積極的に聞くことが大事です。
積極的に聞くとはどういう事かというと、例えば、一番わかりやすいテクニック的な事で言うと、腕組みをして聞いたら、一番よくないんです。相手からすると腕組みをされちゃうっていうのは、拒否するって言うことの認識をされてしまいます。クライアントさんに対して、自分はオープンマインドで、腕組みはしません。それから積極的に聞くというのは、傾聴とかの練習でよくやりますが、ちゃんとうなずきをしたり、言ったことをそのまま効果的に伝えるオウム返しもあります。
オウム返しは、やりすぎてしまうと、相手にもばれるし、気持ち悪くなるので、そんな頻繁にやらず、ここぞ!っていうときは絶対にオウム返しをしてあげるとか、また言い換えて、「こういうことですよね」と言ってあげます。

それから、ただ「ふんふんふん」「はあはあはあ」とか、「はいはいはい」とか3回言ってしまうと、適当に聞かれている感じにもなってしまうので、そこは落ち着いて「はい、そういうことなんですね」「言い換えるとこういうことですか?」とか「あ、〜〜で大変だったんですね」と、そのオウム返しを効果的にさりげなく、やってあげます。テクニック的なことを言うと、相手がたとえば、指と指を組みだしたら、自分もさりげなく組んでみる。ミラーリングと言いますが、相手も同じことをすると、基本的には同調が生まれて、親しみがわきます。

ただ、こういう心理的テクニックは、今コンビニの本とかにいっぱい売ってますから、クライアントさん自身もこの人ミラーリングしていたと、詳しい人ならわかります。なので、あまりまったく同じことをすると気持ち悪いから、相手が指と指をくみ出したら、自分は人差し指だけちょっと重ねるとか、さりげなくやってみることです。
そうすることで、さりげなく、「今あなたと同じ状況だから私仲間ですよ」という風なことを、いろんな方法でアピールしたほうが、やっぱり相手も話しやすいです。

たとえば、飲み物とかがあった場合は、相手が一息ついて飲んだら、自分も飲むか、カップに手を添えるとかして、「今私はあなたと同じペースなんだよ」っていうのを見せてあげるのはすごく大事なので、最初に触れた、コーチであり、ダイエットカウンセラーであるあなたが、腕組みしてしまっているのは、やっぱり論外です。こういうことをやってると、あなたがクライアントを拒否していることになってしまいます。

オートクラインを引き出すとは?

ある時に、自分でクライアントさんと話しをしていて、はっとする瞬間があります。コーチが効果的な質問をする時です。「どうしてお菓子食べちゃうんですかね?」と聞くと、最初は、「甘いから」とか、「おいしいから」とか、小学生が答えるような表面的な答えが返ってきます。だいたいはここで、「あそうなんですねー」と言うと、話が終わりですが、実はぜんぜん終わらないんです。それはまだ上の方の表皮のところであって、美容で言ったら表皮真皮層の奥まで、質問を投げかけよう!という前提で聞いてください。

上のほうの段階の時は、一旦は、「あーそうですよね。」と言ってあげます。そこは、「そんな表面的なところじゃなくて、もっと深いところ知りたいんです。」とかは言わないです。

「そうですね、おいしいですよね。どうして、でもおいしさとか甘いもの求めるんですかね?」
「いやまー、それはおいしいからとか、食べたら幸せになるとかです。」
「あ、食べたら幸せになるんですね。うーんじゃあちょっと質問していいですか?」質問の時は許可を得るっていうのがすごい大事です。

「幸せな状態を、お菓子でとろうっていうことを印象を受けたんですけど、そういうことなんですか?」
「まー確かにそうですね。仕事がなんか、忙しくて、つまらないみたいな状態だから、まーお菓子食べるとすごい幸せな気持ちになるんですよ」
「仕事がちょっとあれですか?あんまり面白くないって感じてるんですか?」
「ま、そうなんです。」
「どうしてですか?」
「今、実はちょっと転職したばかりでぜんぜん慣れないんですよ。」
「そうなんですね。転職したばっかりなんですね。それで不安なんですか?」
「そうなんですよね。まだいろんなこと、覚えきれてなくて、人にいちいち聞いたりしなきゃいけないからすごい大変で」

・・・

そういう話をずっとしていくと、大体15分くらいかけてゆっくりゆっくり効いてきます。
お客様の話も深く深く深くと段々いけばいいんですが、わき道にそれたりします。実は、かなりの確率でわき道にそれます。「あのお菓子がおいしかった」とか、突然お菓子の話に戻ったりするので、メモを必ずとるのが大事です。メモをとる効果的な方法もあるので、別の記事で説明します。

こんなふうに深堀りしていくとある時、「あれ、もしかすると私、仕事が大変で、今覚えられないから、そのストレスとか恐怖とか心配で、甘いものとか欲しちゃってるのかな」と気づきが生まれるんです。
この会話で生まれる場合もありますし、「そういうことなのかな、今たまたまそこにたどり着いたからわかんないな」みたいな事もあります。

その場合は、1週間くらい空けると、気づきが自分の中で納得を持って「あ、そのとおりだ」と思うので、次回来た時に「先生、この前話したことですけど、私やっぱり仕事が慣れてないだけだから、お菓子食べてたんです。」
みたいに言ってくれる可能性がすごく高いです。

コーチというのは相手の気づきをいかに醸し出していくか、気づいていくかがポイントです。
その気づきをオートクラインって言います。
自分で考えて話してるんだけど、自分ではっとしちゃうこと。話していると、自分で気づきが生まれるということ、皆さんも経験ないですか?

何か自分の相談を誰かにファミレスとかでしていて、「こういうことがあって、あーいうことがあって」「あーそう大変ね」みたいなことを友達に言われて、「どうなのこうなの」と言われて、「でもね、私結局こういうことで、こういうことで、こういうことだったのよー」なんて言うと、自分で話して、自分で解決してしまう状態です。そういう瞬間は今まであったと思います。

これをうまく引き出すっていうのが最大のポイント。ダイエットに関して言えば、コーチングで、まさにオートクラインを引き出す。だから話している時に、「私はクライアントさんのオートクラインを引き出すんだ!」っていう大前提で話すのがポイントです。これはずしてしまうと、ただ単の雑談になります。つまり、世間話や身の上話のただつらい思い出を話したのような形になってしまいます。

そうではなくて、オートクラインを生ませるために効果的に質問をし、効果的にメモをとること、そしてこれらを生ませるための話し合いなんだということを、実はダイエットカウンセラーであるあなたは絶対に思ってないといけないわけです。これをしないと全然そのいい話になりません。

コーチングは頭の中が整理されて気づきが生まれ、それによって自発的行動が出ます。
だから「甘いもの禁止ですよ」とか「甘いものだめじゃないですか」というのとまったく違うことになります。自分で気づいて、自分で甘いものをやめます。ここに、ダイエットカウンセラーが、命令とかアドバイスとか一切していません。自分から甘いものをやめることができてしまうことが、ダイエット心理カウンセリングです。その結果、目標達成ーつまり、ダイエットの場合は、「甘いものやめます」とか「間食が減りました」ということになります。

この積極的に聞く方法や、メモをとる方法、どんなことをいうと深いところまでたどりつくのか、ということはそれぞれまたやり方がありますし、練習する必要があります。これが全部体系化されているのが、ダイエット心理カウンセリングです。

というわけで、今回はダイエット心理カウンセリングでのコーチング的なアプローチの方をお伝えしました。
参考になれば幸いです。

まとめ

目標達成意欲の高いクライアントには、コーチング的手法をどんどん活用すること。
効果的な質問を用いて、相手の深層心理まで掘り下げてあげる対話を心がけること。
そのために、相手との距離を親密に保つミラーリングを活用して、聞く姿勢を工夫したり、しっかりメモをとって、クライアントが自分で気づきを得るオークライン引き出すこと。

ぜひ、実践してみてくださいね!

今回の「ダイエット心理学初心者の為のコーチングの解説」は動画でも解説しています。